設計
明治27年、創業者高田栄次郎が白川町(現栄3丁目)に店舗を構えてから、諸寺院の御尊師、関連各位の皆様のご指導のお陰をもちまして、数多の造仏、堂宇荘厳の制作に携わることが、出来ました。
加えて2代目榮藏、3代目榮助による研鑽の記録は現在の弊社の礎となっております
制作
「七職」(*)は仏具を作るのに必要とされる専門職の数をいいます。各々の匠は長年の経験をもとにその技を遺憾なく発揮いたします。
またあらゆる技術開発の助けもあり、昔とは違う試みが日々なされています。
(*)木地、彫刻、漆塗、彩色、錺金具、箔置、蒔絵を指します。
施工
仏具が他の工芸品と一線を画すのは、皆様のご信仰に応える使命をもっているという点につきます。
どのような時にも皆様のみほとけに対する敬慕の一助となりたいと切に願いながら、気を引き締めた仕事を心がけております。