先日、お数珠をお買い求めいただいたお客様に

「お数珠って昔からみんな持っているから持つけど、どんな意味あるの？」と

問い合わせいただきました。

最近はお数珠を持ってない方も多く

お葬式でもお数珠を持たずに参列される方もいらっしゃるようです。

お数珠は「お念珠」ともいうように念仏を唱えるときに使う法具です。

古来は念仏を唱えた数を数えるための法具でしたが

私たちがお葬式で持つ意味としては故人への敬意や供養の気持ちを表すために、

数珠を持って参列します。 その他にも煩悩を払う、魔除けや厄除けという意味もあります。

パワーストーンやお経の彫られた珠を手首にブレスレットにしてつけられる方も

いらっしゃいますね。

今回お客様からご質問頂いたのを機に改めて勉強してみて

マナーや仏式などいろいろあって、持たなくてもマナー違反ではないという見解もありました。

仏事の際に葬送の想いを込めてお数珠を携える。普段から感謝や祈る気持ちとしてブレスをつける。

お数珠は心を表すための道具で、携えることでご遺族や仏さまに感謝や祈りを伝える道具なのだなと

私も気づかせていただきました。