紋帳
わが社にとってあたり前にあって、ないと困るもののひとつが紋帳です。
利用頻度が多すぎてところどころ破れたりはしていますが
表装も紙の状態もまだまだしっかりとした、昭和47年金文社発刊の和綴じ本です。
お位牌や仏具には蒔絵書きを施し、幕や打敷には刺繍などで定紋を加飾します。
先様より原稿を頂戴することもありますが、こちらの図案で一応の確認をいたします。
横棒一本や角度など微妙に違ってもいけないので結構気をつかいます。
今週のたかださんは、
西洋の紋章が獅子や刀剣など力強いイメージなのに比べて、
つくづく「花鳥風月」のお国柄なんだな~