所感
先日弊社にお立ち寄りいただいた稲沢市のK寺ご住職様から「良く彫れてますね」とお言葉を頂戴いたしました。
金、銀、珊瑚といった宝物を積んだ荷車を真剣な表情で曳く唐子の彫刻です。唐子は文字通り中国の髪型や服装した子供たちを指す日本の美術用語です。
一般的には蝶を追いかけたり、毬をついたりする平和な光景の中に描かれることが多いのですが、この彫刻の唐子達からはそれとは違った雄々しさを全身から感じます、そして無心に突き動かされる者がもつ放胆な美しさもここにはあるような気がいたします。
今週のたかださんは、
こどもは経験が少ない故に未熟かもしれないけれど、充実した今日を得ることにかけては随分と長けていて、少しうらやましい気がいたします。